モノ同士をインターネットで繋ぐのがIoTです。IoTは今後の生活をより豊かにするだけでなく、日本が直面する少子高齢化社会において、人手不足を解消する手段としても注目されています。日本だけでも16兆円を超える市場規模をもつIoTですが、IoTエンジニアの慢性的な不足が問題になっています。IoTエンジニアとして活躍したいと考えているなら、IoTエンジニアがどんな役割を持ち、どのようなスキルが求められるのかが気になることでしょう。
IoTとはインターネットを利用して、モノ同士を操作したり、情報を取得したりする技術のことです。例えば外出中に自宅のエアコンを入れて快適な温度にしておくことができたり、お風呂の湯はりを外出先からリモートで操作し、帰宅する頃にはお風呂が沸いている状態にしたりといったことができます。家庭の家電製品のコントロールに加えて、工場の設備にセンサーを設置し、設備の故障などをいち早く察知するといった使い方も可能です。IoTは現場に人がいなくても、機械操作などが可能になるため、さまざまな可能性を秘めています。
もしIoTエンジニアとして活躍したいと思ったら、どのようなスキルが必要になるのでしょうか。IoTは遠隔操作で家電製品や機械製品をコントロールするといった技術が含まれます。家電製品や機械類をコントロールするためには、機械類の操作に欠かせないプログラミング言語に関連したスキルが求められます。
家電製品や機械類とモバイルデバイスを繋ぐといったこともますます身近になっていますが、こうした技術をサポートするためには従来のプログラミング言語に加えて、アプリの開発などのスキルも求められます。